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GISELLE EMOTONがこだわるハワイアンジュエリーの手彫りとは
ハワイアンジュエリーが人気になった理由の一つに、手彫りが挙げられます。
昨今は機械彫りや鋳造での量産も可能ですが、深く繊細な手彫りはハワイアンジュエリーの特徴でもあるため、こだわる方が多いでしょう。
ここでは、GISELLE EMOTONがこだわるハワイアンジュエリーの手彫りについて、詳しくご紹介します。
手彫りの種類
金属に彫刻する手彫りの技術は、大きく「和彫り」と「洋彫り」に分けることができます。「和彫り」は日本独自の発展を遂げた技術で、「洋彫り」はイタリアを発祥地に、世界各地へと広がった技術です。
ハワイアンジュエリーは、イギリスのセンチメンタルジュエリーの影響を受けているため、主に「洋彫り」で作られます。
和彫りも洋彫りも、先端に彫刻用の刃が付いた「鏨(タガネ)」を用いますが、掘り方と仕上がりに違いがあります。
和彫りは、鏨の反対側にハンマーを当てて、叩きながら手前に彫り進むものです。
瞬間的に力を加えて彫るため、彫りは深く、時に荒く、力強い印象に仕上がります。
一方、洋彫りはハンマーを用いずに、手彫りを行います。
角度を変えながら手の力だけで彫り進めるため、繊細な仕上がりになるのが特徴です。
ハワイアン調の彫りは、深く流れるような線で構成されていながらも、洋彫りだからこその繊細さも持ち合わせています。
そんなハワイアンジュエリーの手彫りを専門とする職人は、ハワイアンジュエリーエングレーバーという特別な名称で呼ばれます。
ハワイアンジュエリーとは?
ハワイアンジュエリーは、リリウオカラニ女王が身に着けていたブレスレットが原型になったといわれています。リリウオカラニ女王と、イギリスのヴィクトリア女王は親交がありました。
ヴィクトリア女王が女王となって50年を迎えた際に開かれたお祭りに参加したリリウオカラニ女王は、ヴィクトリア女王から、名前入りのセンチメンタルジュエリーブレスレットを贈られます。
それに感激し、影響を受けたリリウオカラニ女王は、同様のブレスレットをハワイでも作らせました。
その後、ヴィクトリア女王は、アルバート王子が亡くなったことで悲しみに暮れるようになります。
以後はずっと喪中として、黒い衣服で過ごすようになり、身に着けるアクセサリーにも制限をかけてしまったほどでした。
リリウオカラニ女王は、そんなヴィクトリア女王の深い悲しみに寄り添うために、ブレスレットを作らせ、生涯身に着けます。
そのブレスレットには、イギリスでは喪中を表す模様であるスクロールを始め、国を導くコンパスなど、さまざまな模様が彫られていました。
さらに、「いつも覚えている」や「永遠に忘れない」を意味する「Ho'omanao mau(ホオマナオ・マウ)」の文字を刻印し、黒のエナメルを流し込んで、イギリスの喪服に合うデザインに仕上げたとされています。
このブレスレットがハワイアンジュエリーの原型となり、リリウオカラニ女王にとっては国を導く際の指針や、心の支えとなったといわれます。
なぜハワイアンジュエリーの手彫りにこだわるのか
リリウオカラニ女王は、ブレスレットを親しい人へも贈るようになります。それがやがて、代々継承される家宝を意味する「ハワイアン・エアルーム・ジュエリー」となり、特別な贈り物として流行することになるのです。
ハワイでは自然に神々が宿るという考えもあり、自然を模した模様を手彫りするハワイアンジュエリーは、特別なものとして扱われました。
そのため、30~40年前までは、どこも手彫りで製作していたといわれています。
しかし現在では、大量生産でコストをカットしようと、鋳造に頼るところも珍しくありません。
3DCADやWAXモデリングなどを使えば、彫りまで再現された鋳型を作れます。
鋳型に溶かした金属を流し込めば、コストをかけず、ある程度の品質のハワイアンジュエリーを作成できるでしょう。
しかし、鋳造は彫りが浅くなりやすく、模様が均一になってしまうので個性に欠けるといったデメリットがあります。
また、機械彫りやレーザー彫りなども、精密な彫りが可能で刻印に向きますが、手彫りのような豊かでやわらかい表現は不向きです。
家宝として扱われるほどのジュエリーだからこそ、GISELLE EMOTONでは一つ一つ手彫りへのこだわりを持って作成しています。
美しい手彫りのハワイアンジュエリーをGISELLE EMOTON で
GISELLE EMOTONでは、優秀なハワイアンジュエリーエングレーバー(ハワイアンジュエリーの手彫り職人)たちが、妥協なくハワイアンジュエリーの製作に当たっています。そして、中間コストをカットできる通販だからこそ、高品質なハワイアンジュエリーを特別価格で提供可能です。
本物の価値を感じられる手彫りのハワイアンジュエリーを安く買い求めたい方は、ぜひ一度、GISELLE EMOTONのハワイアンジュエリーをご覧ください。